北海道で生産される代表的な玉ねぎは、岩見沢黄・北見黄・富良野のフラヌイ等がありますが、国産品種たまねぎのルーツである「札幌黄」は、明治13年に札幌近郊の元村(現東区付近)地区から生まれました。 最盛期である昭和50年代前半までは、札幌で生産される玉ねぎのほとんどは「札幌黄」でしたが、大きさが不揃い・病気に弱いことなどの作付の難しさから今では作る人が少なく、「幻の玉ねぎ」とも言われています。 糖度は平均13度とフルーツのように甘く、加熱するとさらに甘みが増すのが特徴です。